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オフィスが魅力的な企業は採用に強い?求職者に人気のオフィスの特徴
突然ですが、貴社の採用活動は上手くいってますか?もし上手くいっていない場合は、オフィスに原因があるかもしれません。
実際のデータをもとに、オフィス環境と採用の関係、そして採用に強いオフィスの在り方を解説していきます。
オフィスと採用の関係
株式会社フロンティアコンサルティングが2015年4月に実施した「就活生のオフィス環境に対する意識調査(対象:就職活動生)」によると、「就職活動時に、あなたはオフィス環境をどの程度重視しますか(複数回答可)」という質問に対して、なんと90%以上の学生がオフィス環境を重視するという結果が出ました。
また、「あなたは、就職前にその企業の職務スペースを見たいと思いますか」という質問に対しては、97%以上の学生がオフィスを見ることを望んでいるという結果でした。
このデータから、学生にとって「オフィス環境」が企業選択の大事なファクターとなっていることがわかります。
加えて、同調査の「あなたが求めるオフィスを漢字1文字で表わしてください」という質問に対しての回答では、上位から「快」「清」「楽」「美」の順という結果が出ました。
このことからも、オフィスには「居心地の良さ」「清潔さ」「オシャレさ」が求められていることがわかります。
コロナ禍の就活でもオフィス面接のニーズは高い
続けて、株式会社学情が2021年3月に「就職活動の振り返り」をテーマに実施した調査によると、就職活動で好ましい面接スタイルは、「リアル訪問の面接」が28.9%、「どちらかと言えば、リアル訪問の面接」が25.8%で、コロナ禍においても「リアル訪問」が良いと回答した学生が半数近くの54.7%に上りました。
「リアル訪問」が良いと回答した学生からは、「直接のほうが、企業の雰囲気も分かりやすい」「実際に訪問すると、より実際に働くイメージを持ちやすい」という声も上がっており、学生にとって「オフィス環境」の重要度の高さがうかがえます。
また、「直接だと、言いたいことが伝えられているかを確認しながらコミュニケーションを取ることができる」「就職を決める大切な機会なので、直接熱意を伝えたい」と、熱意のある学生ほど「リアル訪問」を重視している傾向がみられます。
逆説的に考えると、熱意の高い学生を採用するためには、「オフィス環境」を整えておくのはマストであると言えます。
採用に強いオフィスにするコツ
オフィス環境が良いと、採用活動に良い効果をもたらします。なぜなら求職者は「より良い会社で働きたい」「過ごしやすいと感じるオフィスで働きたい」と、考えているからに他なりません。
これについては、前出の2つの調査が物語っています。
では、採用に強いオフィスにするにはどうしたら良いのでしょうか?
それは、
・清潔感のある
・オシャレな雰囲気
・人に自慢したくなる
の3つを押さえることがポイントになってきます。
採用に強いオフィス①清潔感
まずもって清潔感は外せません。誰しも清潔感のない、不快なオフィスで働きたいとは思いませんよね。
また「オフィスが老朽化している」にも注意が必要です。老朽化が進んでいると、どれだけ整理整頓がされていても清潔感に欠けた印象を与えてしまいます。
採用に強いオフィス②オシャレな雰囲気
清潔感があっても、机とイスがただただ整然と並んでいるオフィスでは殺風景です。
殺風景なオフィスだと、事務所感が強く出てしまい、働く楽しさを感じにくくなってしまいます。
働く楽しさを感じられる職場になるよう、カフェのような温もりを感じられる照明・備品や、心躍るような装飾で、求職者が「ここで働きたい!」と思えるオフィスを目指しましょう。
オシャレなオフィスになれば、従業員のモチベーションがアップしてたり、社員同士のコミュニケーションが活性化したりと、「風通しの良い会社」を実現させることも可能です。
採用に強いオフィス③人に自慢したくなる
上記2つに加えて、
・ホッとできるカフェスペースがある
・体力回復のための仮眠スペースがある
・コミュニケーションを促すビリヤード台がある
など、「人に自慢したくなる」は採用により効果的です。
1日の1/3を過ごすオフィスだからこそ、従業員ファーストのオフィスを目指しましょう。
そういった視点は、求職者にもきっと伝わります。
また、より良い仕事をするためには「余白」が必要です。
効率ばかりを追うのではなく、「余白」によって生まれるクリエイティブな発想が、会社の新たな歴史を創るきっかけになるかもしれません。
まとめ:採用強化にはオフィス環境から
オフィス環境は企業側が考えているよりも、働く側が就職先や転職先を決める際に重要な要素になっています。
・デザインが古臭くないか
・オフィスが老朽化してないか
・清潔感のある雰囲気になっているか
・コロナに対応した空間づくりになっているか
など、まずは現在のオフィスをあらためて見直してみましょう。意外と改善箇所は多く見つかるはずです。
そして今課題となっているオフィス環境を改善することで、採用強化につながっていくことでしょう。
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